面接官に好印象を与えるケース面接のコツ6選【コンサルへの最短距離】

コンサル就活の進め方

「ケース面接、ちゃんとできるか不安…」
「少しでも面接官の印象を良くしたい…」

ケース面接が近づいてくると、このような不安が湧いてきますよね。
ケース面接は、確かに難しいと感じるかもしれませんが、実はちょっとしたポイントを押さえるだけで、ぐっと印象が良くなります。そこで今回は、面接官に好印象を与えるためのコツを解説していきます!

1. 自己紹介とアイスブレイクではリラックス

ケース面接でも、最初に自己紹介やアイスブレイクの時間が設けられます。この時間で大きく減点されることはないので、リラックスして自分らしく話すことが重要です。

ちなみに、自分の経験や興味分野に関連する話題を出すことで、その後のケースに繋げられることもあります。なので、自分の得意分野や、興味を持っている内容について話すことができるとよいかもしれません。

ただし、ケースの問題は事前に決まっていることも多いので、期待しすぎないようにしましょう。

2. 前提の確認は必須!

アイスブレイクが終わると、ケースのお題が出されます。

お題はかなり抽象的なものが多いので、お題が出たら、まずは前提条件を確認することが大切です。具体的には、以下のようなポイントをしっかり擦り合わせましょう。

例:「都内のカフェの売上を向上させるにはどうすればよいか」というようなお題の場合

  • 言葉の定義(例:売上とは1日の売上か、年間の売上か?)
  • 対象とする時間的範囲(例:売上を伸ばすのは何年後を見据えるのか?)
  • 対象とする地理的範囲(例:特定のカフェの売上を伸ばすのか、都内のすべてのカフェの合計売上を伸ばすのか?)

前提がズレると、検討内容も的外れになってしまいます。前提はしっかりと確認しましょう。

なお、前提をしっかりと確認するといっても、どこまで確認すれば良いのかわからない、と思うことはよくあるかと思います。その場合、一つの目安として「与えられた時間で網羅的に考えられるレベルになっているか」があると思っています。

ケース面接では、なるべくMECEに施策を考える必要があります。一方で時間も限られているので、例えば上のカフェの例では1日の売上をすぐ伸ばす方法から年間の売上を10年かけて伸ばす方法まで考える、というのを全てMECEに考えるのはほぼ不可能です。与えられた時間で自分にできそうなレベルに落とし込めるくらいまで前提を確認するようにしましょう。

余談ですが、内定を取ってから実際に業務をしていく上でもこれは非常に大事なポイントになります。前提がズレた状態で、上司から与えられたタスクをこなしても、全く価値のないものになってしまいますので、内定後も非常に重要です。

内定後を見据えても、前提を確認する癖をしっかりとつけておきましょう!

3. 時間は守る。ただし、面接官が伸ばしてもOKといえば遠慮なく延長

これは当然のことですが、時間はしっかり守りましょう。面接官が5分で、と言った場合にはしっかり5分で結論を出すべきです。その時点では検討が不十分だとしても、それは面接官もある程度承知していることが多いので、その時点での結論を伝えましょう。

発表の後、ディスカッションの時間があるのでそこで検討が不十分な部分をどれだけブラッシュアップできるかの方が大事だったりします。

ただし、面接官によっては「もう少し時間が必要なら教えてください」というように、延長してくれることもあります。そういう場合は遠慮なく時間をもらいましょう笑

自分が受けた時も時間を延長させてもらったことが何度かありますが、いずれも通過しており、これが原因で落とされるということはないので安心してください!

4. 言い訳はしない!検討不足でも堂々と

上でも少し書いていますが、発表の時点で検討が不十分でも堂々と話しましょう。

もし、自分でも検討が不十分だと思う点があれば、それは言い訳にせず、「その点は検討できていない」、と事実のみを伝えましょう。無理して検討していない理屈をつける必要はありません。

欲を言えば、思考過程の説明の際に「今回は重要度の高いと思われる論点に絞って考えました」というように、言い訳に聞こえないような説明の仕方ができると良いです。

検討できていない論点がもし重要であった場合は、ディスカッションの際に面接官から指摘を受けることがあるので、そこで頑張って頭を回すようにしましょう。

5. 面接官とのディスカッションは素直に

発表の後、ディスカッションの時間があります。ここでは面接官が発表に対してさまざまな指摘や質問をしていきます。ここで気をつけたいのは、これはディベートではなくディスカッションである、という点です。

面接官は敵ではなく、どちらかというとグルディスのメンバーくらいの気持ちで臨むのが良いと思います。指摘を受けた場合、すぐに反論しようとするのではなく、相手の意図を汲み取った上で自分の考えを述べましょう。

もし、面接官の言っていることが正しいと感じるのであればそれを素直に受け止めることが大切です。さらに、それを組み込んで自分の考えをブラッシュアップしてそれを伝えられるとなお良いです。

また、自分の考えをなんとしても押し通そうとするのはNGですが、指摘に対して考えがある場合はそれをしっかりと伝えるべきです。あくまで面接官は思考の過程を見ているので、考えていることがある場合はしっかりとアピールしましょう!

6. ケースの後の逆質問も準備を

ケース自体はあまり時間がかからず、30分ほどで終わることもあります。面接時間が1時間ほどとなっている場合、その後普通の面接や逆質問の時間がある可能性が高いので、しっかりと準備しておきましょう。

逆質問については、ケースに関してのレビューをもらってみたり、シンプルにコンサルの働き方ややりがいなどを聞いてみるのが良いかと思います。


以上が大体のケース面接のフローと、各フローでの注意ポイントになります。

今回あげたポイントをしっかりと意識すればケース面接も怖くありません!しっかりと対策していきましょう!

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